2009年03月26日(木)
「オバマ現象のカラクリ」
2009年2月に久しぶりに再会したフライシュマン・ヒラードジャパンの田中氏から頂いた「オバマ現象のカラクリ 共感の戦略コミュニケーション」を読みました。
2004年からの長期間に渡る大統領選挙におけるオバマ陣営のインターネット活用は、fecebook やflickr、YouTubeといったソーシャルメディアの浸透の時期と重なることによって成功に導かれたとものです。
新しいコミュニケーションツールを積極的に活用できたのは、オバマ陣営が従来型の選挙では不利だと思われるさまざまな条件があったからです。
今回選挙は、従来の選挙を大きく変えました。それは、これからの新しい政治活動のあり方やコミュニケーショとしてのソーシャルメディアの可能性を世界中に知らしめることになったといえます。
マーケティングに関わる人にとって第3章「三位一体のコミュニケーション」と第4章「オバマ陣営の戦術」は興味深い内容になっていると思います。
ソーシャルメディアの活用は、これまでのマスマーケティングによる企業主体のコントロールされた情報発信の経験が豊富な企業にとっては、全く新しいチャレンジになります。逆に、これから新しい挑戦をしようとしている企業や団体において、どれほど有効なツールかということを、本書を通して知ることができると思います。
第5章「戦略コミュニケーション」におけるビジネスパーソン向けのコミュニケーションの方法論はそこだけ読んでも役に立ちそうです。
日米の選挙の仕組みと戦略の違い。二つ目が、コミュニケーションの方法論。そして、三つ目がインターネットマーケティングの視点。3つの異なる視点から楽しむことができる「オバマ現象のカラクリ」。
個人的には、時代に要請された新大統領、バラク・オバマ氏の魅力はもちろん、同氏の持つ「時の運」を感じました。
アスキー・メディアワークス
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