2008年04月08日(火)
これからは、Web深化論
インターネットユーザーの伸びが鈍化している。
当たり前だ。人口は増えてない。
ネット広告市場の停滞も、情報を受け取る人の数×1日の時間を考えれば当然といえば当然。
で、いま何が起こっているかというとユーザーサイドでのWeb活用の「深化」だ。
「ユーザーサイドでの」と限定しているのは、もちろんそのあとに遅れて「企業サイド」での「深化」が始まると思っているから。多分、5年遅れくらい。
具体的な深化のフェイズは、3段階あると思う。
フェイズ1:情報の時代
インターネットを利用することで、今までにない膨大な情報源&情報量を手に入れた状態。頭の中に知識を蓄積する(記憶力)のではなく、知識はネットにあって、それを活用しはじめる。情報リテラシーの必要性を個々人が無意識に感じはじめたところ。インターネットの「メディア」的な部分にフォーカスされている。
フェイズ2:機能の時代
単純な検索から、価格比較、口コミ情報などから情報を取捨選択する。情報リテラシーが向上。個人はECやオークションなどのネットの機能を活用することで、(無意識に)マーケティングデータを提供することになる。また、ブログやSNSの機能やサービスを利用することによって、インターネットのメディア的な側面だけでなく、同時に「ツール」的な面があることを認知させることになる。
フェイズ3:「場」の時代
インターネットは、もはや単純な「情報(メディア)」や「機能(ツール)」として考えるものではなくなっている。「情報(メディア)」+「機能(ツール)」=「場」としてのインターネット。この「場」では、過去に盛り上がった議論が再度、注目を集めたりする、時間を越えたコミュニケーションが頻繁に発生する。インターネットによって、同時性だけでなく、同時性から脱却した、時代を越え、継続されるコミュニケーションの形が見えてくる。
この「場」は、現在「ソーシャルメディア」として説明されているものと近いかもしれない。あるいは「対話型マーケティング」や「エンゲージメント」のようなキーワードにも近いのかもしれない。
私があえて、ここで「場」といっているのは、企業のマーケティング発想からインターネットを語るのをやめると、どんな説明になるかを考えてみたかったから。
まだまだ、荒削りな考え方なので、突っ込みどころ満載だとは思いますが(苦笑)、とりあえず、今の時点での個人的な見解をログしておきます。
企業サイドの深化については、また改めて。
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